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そんな毎日を半年ほど続けた頃、アタシは仕事を辞めた。 いつ連絡があるかも分からない、徹平からの着信を聞き逃す事がないよう、引きこもるようになった。 充電は常に百パーセント。 少しでも外出したら、すぐにコンセントに差し込み万全の用意を整えた。 お風呂も、食事も、睡眠も。 全部、徹平の言葉ひとつで投げ出した。 「会いたい」 そう言われれば、夜中でもすぐ飛び起きた。 「彼女と最近、うまくいかない」と愚痴られれば、本音を隠して慰めたりもした。 朝も、昼も、夜も、アタシの頭の中は徹平の事でいっぱいだった。 自分を殺し、徹平に依存する事で自分を保っていられた。 他の事を考えられなくなるくらい、徹平との関係がアタシの全てだった。
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