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クザは美少女である。
つまり・・・・・・・・・・
「「「「うぉおおおおおおおお!」」」」」
男子生徒がみんな興奮状態である。
そして。
「信哉の知り合いだからな。信哉の横に座っとけ」
俺に対する殺気も一段とすごいものであった。
「信哉さん。よろしくお願いします」
クザは俺の横で立ち止まり頭を下げた。
「よろしくな」
そして、殺気もまた一段と濃いものになった。
「お前ら話を聞け」
ギン先生はそう言いながら教卓を叩くと、生徒たちは俺に殺気を放つのをやめ前を向いた。
「獣人の王、レオナルド王がわが国に来ている。この学校に来るかもしれないから、その時は礼儀正しくするんだぞ。少なくとも問題ごとをおこすな。以上解散」
獣人の王。そういえば、まだ俺は見たことも聞いたこともなかったな。
まあ、そう簡単にあうことはないのであろう。
それはどうでも良い。今日俺はやらなくてはならない事がある。
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