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ー開放の場ー
「ここで“開放の儀”をする」
そこは小部屋で床一面に魔法陣が書かれた場所だった
「泉じゃないんですね」
それしか言えなかった
「それじゃあ魔法陣の真ん中に立ってくれ」
全帝さんの指示で魔法陣の真ん中に立つと全帝さんは床に手を付き
「“開放の儀”開始」
その一声で魔法陣が凄い光りを発し目を閉じてしまった
「ん？どこだここ？」
目を開くと真っ白の場所に立っていた
「ここは天界です。私がここに呼んだのです」
後ろから声が聞こえたので振り向くと
「うわぉ・・・」
その一声しか出なかった
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