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『まぁ聞けよ、あのな??』
『??』
『車!!前から目をつけてた車だよ!!』
(あー、、、まさか…)
『なんだよ焦れったい 早く言わないなら切るぞ。こうみえて試験控えてるんだ』
『あれ…??怒ってらっしゃる??』
『まぁ…アレだ、とある外車を知人から譲ってもらったんだよ…見たいだろ?』
『……』
pi!!
(何も聞かなかったことにしよう…)
再び鳴り出すスマートフォンの電源を切り教室に再び歩みを進める一樹。
しかし同時刻、既にこの物語の幕が開け始めていることに気が付くのはもう少し後の事だった。
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