お気に入り宣言されました

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シンヤ「なんや、人のせいにするんか?」 アキト「いやどう考えてもあんたのせいだろ。」 何だよ、その自業自得だろ?みたいな言い方。 思わず冷静にツッコんじゃったじゃねぇか。 シンヤ「アッキーがなかなか来ぇへんから仁が機嫌悪ぅなったんやで?」 シカトかい。 つか、 アキト「アッキーゆーな。」 ヨウスケ「ア"ッキ"ぃぃイ"ぃぃ!!」 アキト「うわ!びっくりした!何だよ!?」 俺がもう一々反応するのが面倒になってたら、いきなり有馬が俺に抱きついてきた。 ヨウスケ「うわぁあぁん!アッキぃィイぃ!!」 アキト「ちょっ、汚ねぇッ!!離れろ!」 ユウガ「…あれ?有馬くんその傷どうしたの?」 有馬が、俺の制服に涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔を押し付けるのを、俺が必死に押し返していると、その様子を見ていた侑駕が口を開いた。 それに答えたのは、有馬ではなく、風間さんだった。
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