お気に入り宣言されました

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ユウガ「秋人。」 アキト「~~~ッ……わーったよ!謝りゃいんだろ!」 俺が投げやりにそう言うと、侑駕はニコッと笑った。 くそッ、何で俺が…。 アキト「…あー、…その、何だ……悪かったよ…。」 ヨウスケ「ぜ、全然!そ、そんな痛くなかったし!」 アキト「あー、くそッ…。」 恥ずかしくなって頭をガシガシとかく。 その様子を今まで黙って見ていた葉山が、突然俺の方に向かって歩き出した。 ジン「…おい。いい加減俺の相手もしろ。」 アキト「………は?」 歩き出したと思ったら、俺の前で止まってそんなことを言い出した。 シンヤ「何や、妬いとんのか?」 風間さんがからかうように笑いながらそう言う。 妬く?何言ってんだこの人? ジン「そうだと言ったら?」 アキト「……は?」 ちょっと待て、意味わからんぞ。 何だこの状況は。 シンヤ「あら素直。」 いや、あんた、そんなこと言ってる場合じゃねぇよな。
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