俺の平々凡々な生活が...!!

2/19
前へ
/47ページ
次へ
ユウガ「あーきとっ!おはよー。」 俺の背後から挨拶をするこいつは、佐伯侑駕。 俺の唯一と言っていい友人。 アキト「...はよ。てか侑駕、近い。」 振り向いたら、目の前に侑駕の顔があって若干びびった。 ユウガ「あれ、あんま反応なかった。やっぱちゅーしちゃえば良かったかな?」 はぁ、こいつとは付き合い長いけど、いまだに理解できねぇな。 黙ってればほんと顔だけはカッコいいのに...。 勿体ねぇ……。 ユウガ「秋?あ、もしかして待ってる?したげよっか。」 アキト「ふざけんな。」 ユウガ「あはは、冗談冗談。今日もかわいいね、絶好調。」 はぁ、ほんと何なんだこいつ。 男相手にかわいいとか意味分かんねぇし。 ユウガ「あ、やば。また教科書忘れた。」 アキト「はぁ?また?」 ユウガ「うん、ごめん。見せて?」 両手をあわせ、此方を伺う侑駕。 こいつの本性を知ってるから、わざとやってんじゃないかと思ってしまう。 アキト「......はぁ、まあ別に減るもんでもねぇしいいけど。」 ユウガ「やった。ありがと、秋。」
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!

31人が本棚に入れています
本棚に追加