ママはライバル

オープニング

私の名前は橘千春

明義中学の二年生

家族は母さんと二人暮らしをしています。

父親は私が幼い頃に、自動車事故で亡くなりました。
以後母さんは一人で私を育て上げてくれました、母さんは今まで再婚もしないで私の為に一生懸命に仕事をして、何不自由ない生活をさせて貰い感謝していました。

今日はパパの命日

朝からお店を臨時休業にしてママの車で、パパの眠っている墓地に親子で墓参り。

「ママとパパは、何処で知り合ったの？」

「パパとはね、高校生の時に出逢ったのよ。」

ママは、パパと出逢った時の様子を話してくれた。
パパは高校のバレーボール部員で県大会で決勝戦まで勝ち進んだ、そこで学校では急きょ大応援団を結成して、バレーボール部員を応援した、その時に同時にチアガールを大募集したのでママは、急きょチアガールに成り試合を応援したの。
そこでパパを見て、一目惚れしたのよ。

成る程、ママの一目惚れだったのか♪

青春してたんだ。