森の中

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    さみしいな・・・  頬を涙が落ちていく  止まらぬ涙  持っていたハンカチが  涙でぐっしょりとした   『どこに行ったのかなぁ?   せっかくのお弁当なのに・・・』    1人じゃ寂しくて  泣きながらお弁当を食べた。    どうして?  仕事って言ってたけど・・・  あの人は、何で俺のこと見てたのかなぁ  帰って来たら聞いてみよう    そのまま、眠くなってソファで眠ってしまった。  その夜遅く、ルイさんは帰って来たみたいで  僕が起きると、毛布が掛けられていた。 「おはよう、昨日はごめんね  あと、昨日来た人はここの隊長さんで、  この里を守る為の訓練知ってるでしょう?  今日からリクが、その訓練を受ける事になったのよ」 「今日から?えっ!」 「そう、今日からなの、大変だけど  あなたのためになる。  立派に隊員になってね・・・」  ルイさんの顔は笑顔だけど  何だか、嘘っぽい  何か隠してる?  でも、今聞いても教えてくれいだろうな 「まだ、集合までは時間があるから    朝食にしましょうね」    そして、2人は早めの朝食をとった。 「怪我には、気を付けてね  いってらっしゃい」  少し寂しそうに笑ったルイさんの顔が  瞼に焼き付いた。 「行ってきます」    これから先の不安を抱えながら、  集合場所に歩いて行く。    リクの進む先に何が待ち受けているのであろう?    次章、訓練開始!    
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