スク水とリコーダーと俺

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 「やめっ! ヤメろ!!」    頬を赤らめる康夫。  「僕にその気はない! 血迷うな!」  「血迷ってんのはてめぇの脳みそだ馬鹿野郎おおお!」  俺は康夫を引き倒し、山田さんのスク水を引っぺがして窓の外に放り投げる!  よし!  これで、康夫の地位と名誉は守られた!  俺は、安堵してほっとむねをなでおろし________ガラッ!  背後で教室の戸が引かれる。  振り向いた俺が見たのは、顔を赤らめ驚愕の表情のスク水の持ち主マドンナ山田さん。  え?  何その顔…まるで見ちゃいけないもんでも見たような…スク水の隠ぺいは成功したはずなのに?  「ごっ ごめんなさい! で、でもこう言うの私はねっ個人的には大好物なんだけどっねっ!!」  ますます赤くなる山田さんの視線は、俺と横たわる康夫を交互に凝視する。  あ。  スク水を引っぺがした康夫は全裸。  ソレに馬乗りの俺。    まっ、まさか…!
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