74人が本棚に入れています
本棚に追加
朝、大学へと向かう道すがら妙な物体が道の端っこに捨てられているのを目にした。
何だろうかと思いつつ試しに近付いてはみたが、薄汚れた物体に特に反応は見受けられず、講義の時間も差し迫っていたのでそのまま無視して学校に登校
今日は２限だけの授業だったのでバイトは１３時からの出勤だ。
早い時間という事もあって、いつもはそんなに遭わないパートのババアに絡まれた。ダリィ
２１時にはバイトを終えてその帰り道、そこにまだあの物体は存在していた。
ここはゴミ捨て場ではないし、不法投棄されたヌイグルミか人形の類だろうか…？
如何せん小さく丸まっている状態の為よく見えない。
何気無しに待ち上げてみようと伸ばした手が触れた瞬間ビクリと震えた細く小さい身体
めちゃくちゃビックリした。
物体はまさかの生き物だったのでそのまま放置するのも憚られる。
仕方無い…連れ帰るか。
こう見えて俺は優しいんだぜ？
最初のコメントを投稿しよう！