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お前は俺が女と食事しても何も思わないのかよ!
何とも思ってないから、何も思わないんだろうな……
「何にもない。お前がそうしてほしいならそうする。」
「え?あ、はい……では失礼いたします。」
窓にうつる雪乃の後ろ姿を見送りながらゆっくりと椅子に腰かけた。
「………はぁ。」
自分の気持ちを打ち明けたい、だけど反応が怖い。
まだあの葛城課長との傷もきっと癒えていないはずだから…
「若松、雪乃にコーヒーを…って今日はいないのか。アイツ何しているんだ?」
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