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オフホワイトのチュールスカートに紺色のジャケットを着て、ウルウルのリップにふんわりとした可愛らしい雰囲気をもつ女性
この女性が二股していたなんて誰も思わないと思う
「あの……」
「はい。」
ずっと見つめてしまっていたからか目があってしまって話しかけられた。
「若松さんは今日は?」
耳元でそっと囁かれた言葉は葛城部長のことではなく、若松さんのことだった。
「今朝は用事があると伺っております。」
「そう……ですか。残念。」
残念ってどういう意味なんだろう。
若松さんに会いたかったってことなのかな?
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