ダブルデート

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「水族館出て別のとこで食べようか。」 「あ、確かここのレストランご飯が美味しいって若松が…」 「じゃあそこで食べよう。」 ここの水族館はホテルの中にあって 宿泊者以外もこれる水族館で静かで大人の雰囲気があったけど… 俺は雪乃とはもっと明るいところで 雪乃の眩しい笑顔が見たかった。 ただ、それだけだったのに――。 「すごい…光が綺麗だね。」 真っ暗な水族館とは違って 最上階のレストランは光をうまくとりいれた 景色も綺麗なレストランだった。 優しく眩しい光が雪乃の白い肌を照らしてさらに綺麗だった。 大きな瞳もキラキラと輝いていて、大げさだけど天使みたいだ。
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