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「遅い!行くぞ!」
「あ……」
フラついて部長に向いていた足が前を向いて歩き出す。
ちゃんと前を向いて歩かないと早足の専務に追いつけないーー
よそ見をしている暇も隙もない。
「今からここがお前の仕事場だ。」
通された部屋にはモデルのように背が高く、スラリと伸びた手足は細いのにグラマラスで……
同じ女性とは思えない身体をしているのに、顔もお人形のようにまつ毛が長く目がぱっちりしている。
こんな綺麗な女性たちがいる部屋に入るのが怖い。。。
「気分でも悪い?」
「え……?」
話しかけてくれた女性はこの綺麗な女性達のなかでも特別なオーラがあって、目元にある小さなホクロが妖艶でボタンがはちきれそうな胸元に女性の私でも目がいってしまう。
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