謎の俺様男

16/70
前へ
/214ページ
次へ
「さぁ?知らなーい。てかそんなダサいカップで専務にコーヒーなんか出せないよ~」 そういってみんな自分が用意した高級ブランドのカップにコーヒーを注いでいる。 「渡辺さん。専務にコーヒーを持っていくのはあなたの仕事だからあなたが持って行って。」 「はい……」 「ほらほら、専務は渡辺さんに頼んだんだからほかの人達は自分の仕事をしてください。」 「すいません、水戸さん。ありがとうございます。」 「これから少しづつ慣れていけばいいわよ。びっくりしたわよね、女性が集まるとこんな感じなのよ。」 ウィンクしながら微笑んでいる水戸さんは女神さまのように見える。 綺麗なのに可愛い…こんな女性になりたいな……
/214ページ

最初のコメントを投稿しよう!

998人が本棚に入れています
本棚に追加