俺様との涙の再会

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「雪乃…待たせたな。若松、今日で何日ぶりだ!?」 「15年と40日ですね。中学の卒業式以来なので。」 「そんなに経ったのか……まぁいい。俺がこんなにいい男になったのを雪乃に見せるにはいい年数だろう。」 「いや、経ちすぎだろ……」 「若松!なんか言ったか!?」 「いえ、坊ちゃま、車の用意ができました。」 「若松……お前と俺は同い年なのに坊ちゃまってお前に言われると虫唾が走るからやめろ。」 「はぁ…では、何とお呼びすればよろしいのでしょうか?」
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