998人が本棚に入れています
本棚に追加
「え……?」
「浮気とか不倫はいけないことだけど……雪乃が自分で歩んだ人生なんだ。それが雪乃だから。」
「……つまり雪乃さんのこと丸ごと好きだと。」
「すッ……まぁ………若松がそう思いたいならそういうことにしといてやるよ!」
「クスッ……はい、思っておきます。」
顔を真っ赤にしながらも、きっと今日のことを思い出しているのだろうーー
肩ひじつきながら外を見つめている目は優しい目をしていた
その人の歩んでいる人生を否定することなく、丸ごとその人のことが好き
最初のコメントを投稿しよう!