水戸さんの好きな人。

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水戸さんが出て行く姿を見送ってヒールの靴に履き替えてロッカーの扉を閉めると後ろにズラリと秘書課の皆さんが立っていた。 「お、おはようございます。」 「ちょっと待ちなよ。」 「え…あ、はい。」 「あんた、専務とどういう関係なの?」 「え!?」 同級生で虐められていた専務のほっぺをつまみながら説教してたなんて言えない。。。 「急に第一秘書なんておかしいのよ!」 「えっとそれは……」 気づかなかった私に復讐するためで……どうしようなんて言おう。
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