“幸せになるための条件” 桃×赤

2/5
24人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
秀太「そろそろかな‥‥」 光啓「結婚か?」 体調準備室で独り言を呟くと、いつの間にか日高がいた。 秀太「まぁね‥‥」 俺、末吉秀太(27)は高校で体育教師をしている。 で、今横にいるのは日高光啓っていって数学の教師をしている。 俺と同い年で1番気の合う人。 光啓「千晃ちゃんにぞっこんだもんなぁ‥‥秀太は。」 俺には伊藤千晃というコスメ会社に勤めている25歳の彼女がいる。 そんな彼女とは今年で付き合って10年。 そろそろ結婚をしたいと最近思うようになった。 光啓「思い切ってプロポーズすればいいと思うけど。ま‥‥あいつが黙ってないだろうけど‥‥。」 秀太「やべ‥‥存在すっかり忘れてた。」 あいつ、というのは西島隆弘っていって千晃のいとこ。 なんでか千晃を溺愛していていちいち俺達に突っ込んでくる‥‥‥‥うるさいやつ。 そして日高の友達。 秀太「‥‥うるさくなる前に言っておくか‥‥。」
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!