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疾風と楓、サーヴァント達の4人は、ご飯を食べ終わり一段落しているが誰も口を開かない。
「「「「……………」」」」
その沈黙が半時続いていたが、ついにしびれをきらして疾風が口を開いた。
「楓、サーヴァントのことを教えてくれ」
「サーヴァントは聖杯戦争て言う戦争の道具ね」
「戦争てどういうことだよ」
「60年に1度、聖杯ていう物を手に入れる戦争よ、でも前の戦争は聖杯が誰の手にも入らなかったから今年になったのよ」
疾風は不思議そうに楓みた
「なんで楓はそんなこと知ってるんだ?」
「なんでって……そりゃ私が、ちがうわね遠坂が魔術師の家系にあるからよ」
「なんだって⁉
そんなこと知らなかったぞ⁉」
楓はそんなこともわからなかったの?と言う顔で言った
「そりゃ聞かれなかったし普通は一般人に隠すものよ
魔術が使えるなんて一般人は思わないわけなんだから」
「そりゃそうだが…」
疾風は少し俯いた
そして、セイバー見て疑問に思ったことを聞いてみた
「なぁ楓、サーヴァントて戦争の道具なんだろ?」
「ええ、そうよ」
「そもそもサーヴァントってなんなんだ?」
「サーヴァントは昔の王や英雄の魂英霊と言ってそれを使い魔みたいにして戦うのよ」
「使い魔か」
疾風はセイバーを見た
「疾風何見つめてるのよ」
「ちがう、俺の想像する使い魔とはイメージが違うから変な気分になって…」
「どんな使い魔を想像してたのよ」
「フクロウとかだよ」
「確かに普通はそう想像するわね」
「話は戻るけど英霊ってクラスてものがあるの。疾風を襲ったのは槍使いでランサーのクラスのサーヴァントよ。そして、あなたのは剣使いでセイバーのクラス私のは弓使いでアーチャーよ。他にもライダーにバーサーカー、キャスター、アサシンね」
「7人のサーヴァントかてことは俺と楓とそのランサーの魔術師の他に4人のサーヴァント、魔術師がいるのか」
「そういうことになるわね」
「でも、この聖杯戦争は魔術師が死ぬとサーヴァントはサーヴァントのいない魔術師に契約することもできる。ということは、もし自分のサーヴァントが消えたとき違う魔術師を殺してそのサーヴァントを自分のサーヴァントにすることが可能ということよ。
わかった?」
「ああ、大体わかった」
楓は立ち上がった
「時間も遅いけど行きましょうか」
「どこに行くんだよ」
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