No.1 契約

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疾風の家からその場所まで1時間ぐらいの場所かかった。 その場所は、誰から見ても教会だった。教会は年期のはいった建物だ。 「年期のはいった建物だな~」 疾風は教会を見て言った。 「何してるの。早く入るわよ」 「ん、ああわかった」 教会の中にはいると1人の男が立っていた。 男はこっちを見て含みのある笑みをしている。 「ようこそ少年。楓も久しいな」 「そうね、会ってそんなにたっていないけどね」 「そうだな。 ところで少年は何ようかな?」 「聖杯戦争を参加するために来ました」 「そうか。私は言峰焔龍(ことみねえんりゅう)。今回の聖杯戦争の監視役をしている者だ。君の名前は?」 「衛宮疾風です」 「じゃあ衛宮君、聖杯戦争のことはどれくらい知っている」 「サーヴァントを使い魔的な物とし聖杯をとるということぐらいです」 「そうか。それぐらい知っていたら充分だろう。」 「はぁ…」 「それに、君が最後の7人目マスターだ。よって聖杯戦争の開始する舞台は整ったというわけだ…」 「これより、言峰焔龍の名のもとに第六回聖杯戦争の開戦をここに宣言する‼‼‼」
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