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疾風の家からその場所まで1時間ぐらいの場所かかった。
その場所は、誰から見ても教会だった。教会は年期のはいった建物だ。
「年期のはいった建物だな~」
疾風は教会を見て言った。
「何してるの。早く入るわよ」
「ん、ああわかった」
教会の中にはいると1人の男が立っていた。
男はこっちを見て含みのある笑みをしている。
「ようこそ少年。楓も久しいな」
「そうね、会ってそんなにたっていないけどね」
「そうだな。
ところで少年は何ようかな?」
「聖杯戦争を参加するために来ました」
「そうか。私は言峰焔龍(ことみねえんりゅう)。今回の聖杯戦争の監視役をしている者だ。君の名前は?」
「衛宮疾風です」
「じゃあ衛宮君、聖杯戦争のことはどれくらい知っている」
「サーヴァントを使い魔的な物とし聖杯をとるということぐらいです」
「そうか。それぐらい知っていたら充分だろう。」
「はぁ…」
「それに、君が最後の7人目マスターだ。よって聖杯戦争の開始する舞台は整ったというわけだ…」
「これより、言峰焔龍の名のもとに第六回聖杯戦争の開戦をここに宣言する‼‼‼」
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