第1章

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「目移りしちゃうわね、 何が良い?魚はもう飽きた?」 「お好きなのをどうぞ」  シオンは関心が無さそうに言うと、 眼だけを走らせるようにして、 辺りの様子を油断無く見張っていた。 ユズナの身を守ることが、 彼の一番の関心事なのだ。
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