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「またいつか」
気を遣わなくて大丈夫
期待したくなるの
2人が描いていた未来は
どこかできっとずれ始めていたのね
砂時計の砂が落ちるように
ゆっくりと 少しずつ
ねぇ、おかしいと思わない?
どうして最後の最後に
こんなキスをしてくるの?
離さないで
その想いを知ってほしくて
目の前の体を抱き締めた
それでもあなたは腕をゆるめて
あたしから離れていく
ならせめて ここから祈らせて
どうかあなたが
あたしを忘れますように
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