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「そ、それならよかったです」
「・・・」
そしてまた沈黙が訪れた
見かねた雫は飲み終わった紅茶を置き秘書に話しかける
「あの。秘書さんのお名前を聞いてもいいですか?」
「あっ、えっと森園圭太といいます」
「圭太さんですか。いい名前ですね」
ふふっと笑うと圭太はまた赤くなった
「圭太さん。こっちに来てくれませんか?」
「えっ?あっ、はい!」
パタパタと小走りで雫の元に向かった圭太は突然腕を引かれ
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