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「君のクラスは2年Sクラスだ。
もうじき担任が来ると思うからそれまではゆっくりしてくれたまえ」
「はい。お言葉に甘えて」
そういって出されている紅茶をそっと飲む
話が途切れ空気が張り詰める
「あ、あの!」
その空気に耐え切れなかったのか秘書が声を上げる
全員の視線が彼に集まり、顔が赤くなる
「た、小鳥遊さんはその・・・どうして・・・」
秘書の視線が雫の一点に向く
「・・・ああ。これのことですか?」
そう言って雫は自分の足を指差す
「そんなに気にする事じゃありませんよ。じきによくなります」
その言葉を聞くと秘書はほっとしたのか雫に笑顔を向けた
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