第1章
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「承知しました。それでは私たちは、1000万個目の教室でお待ちしています。 いってらっしゃいませ。」 「アイツ」はそう言うと 奥の扉を指さした。 「あの扉を開けた瞬間から、異世界への旅が始まります。 どうぞ、お気をつけて…。」 オレは弓池と「アイツ」を横目に 扉に近づくと ゆっくりドアノブを回した。 そして あの無機質な教室の中に 入…
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