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「さて、ではゲームのルールをお話しましょうか。
まず、今からこの奥の扉を開けて、隣の教室に行ってください。
それを1枚目の扉として、1000万枚の扉を開けて、教室を横断し続けてきてください。
ようはこの先に、1000万個の教室が用意されてると思って頂ければいいです。
1000万個目の教室に、私たちはまた現れます。そこで弓池さんを、どうぞお好きになさってください。」
「い、1000万個!?」
む…ムリだ、いくら何でも!
一体だれだけの時間がかかるんだ?
それに
そもそも
弓池が本当にこいつの言う事聞いて
オレに抱かれるなんて
そんなこと、本当に…?
「安心してください。その扉の向こうは、いわば異空間。
異空間にいる間に時間が流れようと、こちらの現実世界では、時間はたっていないのです。」
「異空間…?」
「はい。つまり、現実世界では、あなたが奥の扉を開けて出ていった瞬間に、手前の扉からあなたが入ってくるわけです。」
!?
何だよ、それ?
誰がそんな嘘みたいな話、信じるって…
「まだ、私のことを疑ってらっしゃいますね?」
!
また
人の心を…
「では少しだけ、私の言っていることが本当だと、証拠を見せましょうか?
…弓池さん。」
弓池がゆっくりと
「アイツ」の方を振り向いた。
「木下くんに、キスしてあげてください。」
!?
コクン。
弓池は表情1つ変えずに
頷くと
オレの方にゆっくりと
近づいてきた。
う…ウソだろ!?
マジで…!
弓池の
真っ白な細い指が
オレの顔に…
かお、に…
XXXXX
や…べぇぇ
やわらけ…
「あ。ちょっと深めに、してあげてくださいね。
木下くん、これはサービスですよ。」
!
ちょ、待…
弓池の
舌、が…
「ん…!」
なん…だ、これ?
やべ…
弓池の舌
まじで、エロ…
やべ、
気持ちい…
あまりの気持ちよさに
昇天しそうになりながら
下半身の高揚が
止まるところを知らない。
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