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「アタシ…いつのことだったのか…よくおぼえていないのだけどね…例のモンキー顔の男が…テレクラで知り合った女をレイプしている現場を目撃してしまったのよ…」
「レイプ事件の現場を目撃した…どこで目撃をしたのよ!?」
「どこって…安曇野市内の森林で…思い出したわ!!今から2ヶ月前のことだったのよ…アイツその時に…テレクラで知り合った女から別れ話を切り出されてしまったのよ…女は…地元の農家の男性と結婚をするので…別れたいと言って…別れ話を切り出して来たのよ…それが3ヶ月前のことだったかしら…事件は…女がひとりぼっちで林道を散歩していた時に…アイツ…恐ろしい声をあげて…追いかけまくって行ったのよ…女は…逃げる途中で転倒して…頭を強く打って…心肺停止になって…その後…アイツはほらあなに女を連れていって…ほらあなの中で…」
「その時に…レイプ事件の現場を目撃したと言うこと?」
「そうよ…アイツ…あの時…アタシにレイプ事件の現場を見られたので…頭がサクラン状態におちいっていたのよ…それでアタシに…ものすごく取り乱した声でアタシにこう言って来たのよ…だまっていてほしい…そう言って…アタシを…」
「レイプ事件のことをだまっていてほしい代わりに…つばきちゃんはどうなってしまったと言うわけなのかしら?」
「どうなってしまったって…アタシ…アイツに犯されたの…アタシ…アイツにサルグツワをかまされて…衣服をズタズタに切り裂いた上に…」
「分かったわよ…つばきちゃん…もういいわよ…」
「うん。」
アタシはつばきちゃんにこう言った後に、だまってシルクのハンカチを差し出したのでありました。
つばきちゃんは、アタシからハンカチを受け取った後にグスングスンと泣いていたのでありました。
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