18人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ
【タイトル】
『一人旅』
【解説】
クラシックカーで一人で旅をする若い男。
見方を変えれば車が古いのではなく、時代が昭和なのだとも意味を取ることが出来る。
丘の上で車を停め、海を見て一休みしているところを見ると、どうやらとても交通量の少ない田舎を走っているようだ。
映像的手法で言えばかなりの望遠撮影で、意図して前後の距離感を潰してある。
絵の中で動きがあるのはカモメだけだが、道路が画面手前と奥に向かって切れているので、画面手前か奥から何者かが現れるという展開を期待させられる。
映画やドラマなどの冒頭でよく使われるカットで、これから何かが起こるであろうと予感させる構図である。
【作者コメント】
この絵、どこかで見たような気がする!
と思ったら、それは大抵映像作品です。
雰囲気的に大人向けですね。
エッセイや日記に向いています。
最初のコメントを投稿しよう!