第1章  訓練開始

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訓練場所に集合すると、隊員と目があった。 「昨日の型を初めから通しでやる、はじめ!」  隊員の声で、型を始める・・・  昨日の型をすべて終わると、  違う型を教えはじめた。  気持ちの整理がついた2人の動きは、 昨日とあきらかに違い、鋭い付き、そして 足蹴り、ひねる体さばき、すべてにおいて 気迫のこもるものだった。 「そこまで!  そこの2人はここに残れ、  他の者は次の訓練に移れ」  そこから訓練生がさると、2人は隊員に 頭を下げた。 「「昨日は申し訳ありませんでした!」」  少し、驚いた顔をして2人を見た 「大事な事を気付けたか?」    2人は隊員の目を見ながら 「「はい!」」  そこには、暖かい眼差しがあった。 「では、明日から2人は地獄の特別メニューを  開始します」 「「えっー!」」  そんなぁ・・・  はぁ鬼やぁ~
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