闇月 第二話

第１章 訓練開始

（２）訓練開始

　1 この施設内に隠れる。見つかってしまったら罰あり。〔45分〕

　2 この施設内に隠れている訓練生を探す。見つからなかったら、罰あり。〔45分〕

　3　投げ武器を的に当てる。とにかく投げ続ける〔30分〕

　4 地下訓練場Aで第1の訓練〔30分〕

　 5　地下訓練場Bで第1の訓練〔30分〕　
午後は試験。

　＊罰　〔15分〕
　　　先輩訓練生の訓練の強制参加（銃撃訓練・BB弾を避ける)

　2人は青い顔を見合わせた。　

　隊員　「では、施設の案内をする。着いてこい。」　

　隊員は施設や食堂に案内してくれた。

隊員　「今日から、昼食は毎日ここで食事をする。ここにある食べ物はいくら食べても無料だ昼食の時、必ずこの飲み物を飲むように。」

リク・ライ　「「了解しました」」

　飲み物は、何種類かあるようだった。いろいろ試してみよう。

　その後残りの施設をまわった。

隊員　「では、訓練はじめ！」

　最初の訓練が笛の合図で始まる、リクとライは、施設内に隠れる為走り出す。
リクは、施設内のどこに隠れるか、施設を見ていた時から考えていた。建物の横の用具入れの中にした。もう一度笛が鳴る、訓練生達が施設内を走り出す。ガタガタ扉の開く音が聞こえた。リクは、体をこわばらせながら、棚の横で小さくうずくまる。

　訓練生　「見～つけた！よかったぁ罰なし！ラッキー！！」　

　がっくりする、リク。訓練場に戻るとライも、見つかっていた。

　ライ　「俺達早かったなぁ」

　隊員　「今は訓練中だ、静かにしろ！！」

　静かになる、訓練場。

　隊員　「次の訓練を始める。」

　ピッー

　訓練生達が走り出す。しばらくするともう一度笛がなり、リク達の探す番だ。リク達は走り出す。

　リクは、訓練施設を走り回るが見つからない。どこだ！どこにいるんだ！！あんなにいたのに、見つからない！！

　ピッー

　笛が鳴る。少しするとぞろぞろと、いろいろな場所から、訓練生がでてくる。

　隊員　「罰のある者は、ここに残れ！、他の者は第一訓練所で、訓練をはじめ！」

　残された八名は、隊員の指示で第一訓練所の裏手の小屋で、ヘルメットとゴーグルそしてベスト着用した。何が始まるのか初めての事で、リクとライは不安だった。