第1章  訓練開始

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(4)投訓練  次の道具を使った投げ物の訓練だ。 ナイフ、小手、星形の物や、針、串、ありとあらゆる投げる武器が置いてある。半分位これを投げるの?といったものもあった。しばらく訓練生を見ていたら、担当隊員が、声をかけてきた。  隊員 「初めての顔だな、まず、自分が投げれそうな武器を選ぶ、次に的に当てるまでやり、全部で5つの武器習得を目指す。では、武器を選び訓練開始!!j リク・ライ 「「了解しました」」  まず2人は、ナイフを選んで投げてみる。的まで5m程余裕だと思っていたが、投げるには、持ち方や力の入れ方がわからず、無駄に力が入り、的の手前に次々ち落ちていく。 ライ 「ちっきしょう!!何で、届かないんだ!!」 リク 「ライ、まずは落ち着け、それも訓練なんだから」 ライ 「おう」  そんな話をしていると、 隊員 「静かに 今は訓練中だ」  2人は、あわてて黙り込んだ。30分ひたすら投げたが、的にかすりもしない。 『絶対、次はあててみせるぞ!』 2人は心の中で思った。
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