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「えーっと。もしかして、鈴木くん?」
私が恐る恐る聞いてみるとさっきも大きく開いた目をさらに大きく開くと、カーディガンの袖で顔を隠した。
あ。この反応絶対鈴木くんだ。
カーディガンの袖と前髪の隙間から見れる顔は真っ赤で、まるで私の好きな夕日のようでとても可愛かった。
まさかクラスの中でもとても大人しくめったに喋るのとの無い鈴木くんがこんなイケメンさんだとは思わなかった。
肌は白くまるで女の子のようで
目はしたまつ毛がポイントの大きく澄んだ目
癖のある綺麗な黒髪は夕日に照らされより一層綺麗に見え
萌え袖なところもすごくいい
つまるところどストライクなのです。
明日も教室にいるだろうかと胸を踊らせる。
鈴木くんと夕日を見れるならとても嬉しい。
とりあえず、真っ赤になっている顔も萌えそでも可愛いのはわかったから。
いいかげん何か喋って欲しい・・・・・
日が完全に沈みきるまでその沈黙は続いたが、そんなこの状況も嫌いじゃないと思うのはきっとそういう事なのだろう。
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