ホントの出会い

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満天の星空っていうのは、空の中に星があるのじゃなくて、星の間に少しの暗闇がある事を初めてしった。    段々と目が慣れてきた。  ふと、横を見ると優しく微笑む女の子が居た。  満天の星空よりも、吸い込まれそうになる彼女の瞳にくぎづけになった。  (あんまりみてると嫌われちゃうかな?)  でも、僕は彼女の横顔を見ていた。      すると  彼女の瞳から一筋の涙が流れた。    ドキン!     (なんだ?)  ドキドキ!  (なんだ?なんだ?)      恋をシタコト無かった僕は彼女の涙の訳はわからなかった。      心臓のドキドキがやまないまま、ロッジへ向かう。  (僕はしんじゃうのかな?)  ロッジに帰っても、ドキドキは治まらないし、チョロやハワードに相談しても、茶化されそうだし?どうしたらいいのかわからなかった。    あんまり寝れなかったのでロッジの外へでた。      月あかりに照らされた水際が、優しくキラキラ輝いていた昼間の水際のキラキラとは違う優しくキラキラ輝いて僕の心がゆっくり静かになった。        (あの子名前なんて言うんだろ?明日また会えるかな?)
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