第1章

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真相をを知るのは姉だけ…… でもそれを聞くのも怖かった だけど姉を忘れる事は出来なかった… 鏡に写る自分が姉とそっくりで。 『逃げるな』と言われてる様で。 「髪の毛も気になってるらしく……聞いたら…」 「髪……白髪増えましたね」 「そうね……てっきり染めたいとか答えてくれるのかと思ったんたけど 」 窓ガラス越しに笑う姉は時折髪を気にしてる 事件のストレスからか姉の髪は真っ白に近い でも、それを気にしてると言う事は現実に興味を持ったと担当医は思ったらしく尋ねた所、笑顔で言ったらしい 『やっと未来を殺せた』と…… 「未来ちゃん……未来ちゃん?!大丈夫?」 「大丈夫です……笑ってて良かったです」 「未来ちゃん……」 「有り難うございます…」 涙が出てしまった私に先生はハンカチを渡してくれてその場から居なくなった やっと私を殺せた 姉は怨んでいた相手は犯人でも、両親でも無い あの日熱を出した私を一番怨んでいた 「本当に……気持ちまでそっくりね…私達」 毎日病院に通ってるのは待ってるから 早く姉が死ぬ事を は早く私も言いたい…同じ台詞を
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