第1章

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帰ってからメールでもしてあげるか、と 私も家に帰ることにした。 家に帰ると 母の妹、テツコおばさんが遊びに来ていた。 「あらー!ヨリコちゃん!」 「どうも…」 よくしゃべり、よく食べる、 関西のおばちゃん、て感じ。 明るくてノリがよくって 裏表がない。 親戚の間でも 叔母さんはムードメーカーみたいな人。 ただ 私は この叔母さんが どうも ニガテだ。 「おっきくなったわね~! …ってこの間会ったの、1カ月前だったわねw」 「はぁ…。」 思ったことをそのまましゃべってしまう よく言えば正直者 悪く言えばズケズケ遠慮がない。 それが叔母さんの持ち味。 ただ 私に対してだけは 違っていた。 私にはいつも ウソをつく。 だから 信用できない。 しかもすごく真顔で 毎回同じウソをつくのだ。
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