0人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
みゃーこちゃん完全に楽しんでらっしゃる。すっごい楽しそう。向こうとしては餌付けしてる気分なんだろう。やだ家族の前でプレイとか興奮しねぇよ、ちょっと油断するとすぐ気持ちよくなりそうだからみゃーこちゃんの調教って恐ろしいわ。
「それは私の役目です! さぁその肉の棒を渡しなさい!」
おいその呼び方やめろ卑猥だ。
「嫌です」
そう言ってみゃーこちゃんは棒状の何かをぺろぺろ舐めだす。汚いからやめなさい。
「ほら、私の唾液がたっぷり付いたこれ、舐めなさい」
仕方ない! こんなにお願いされちゃあやらないわけにはいかないね!(意外とこういうのは嫌いではありませんはい)
「だめ! 私の棒を舐めてください!」
この二つの棒に迫られる経験って、どれだけの人があるのだろう。今日は貴重な体験がたくさんできて、私すごく嬉しいな!(既に思考回路がエンスト状態)
「そ、それじゃ、ふたつともいっぺんに……」
私がその大きな棒を二つ、小さなお口に咥えようとするが、何か別のものを突っ込まれてしまった。よく見ると前に座る母殿がこちらに手を伸ばしていて、手にはきりたんぽを持っていた。何故きりたんぽ。そこはフランクフルト的肉の棒で統一しましょうぜ。
「ふふふ、はじめては、お母さんって決まってるのよ、二人とも」
そうなんですか、私は初耳ですが。
「そうだね、突っ込まれたのはお母さんがはじめてかな」
そうなのですかお姉さま。まぁお姉ちゃんが言うのならそうなのだろう。やはりこの世の心理は全て母の愛というわけということですかな。何言ってるのでしょうかね私。
「はい、おふざけはここまでにして、早く残り食べちゃってね。ちゃっちゃとテーブル片付けたいの」
「はいごめんなさい」
素直に謝ると、私は残されたフランクフルト(なんかべとべとする)を食べる。
ああ、今日はなんだか色々あったなぁ。すごく幸せな一日を過ごした気分。まぁ気分なだけで、実際半日近くはみゃーこちゃんの即奴隷ゲット! 実践的調教講座! だったけれど。
「そうだ宮古ちゃん。今日泊まっていくわよね?」
「はいもちろん。朝まであーちゃんとお話したいです」
最初のコメントを投稿しよう!