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「だって今日は、地獄の身体測定と健康診断の日だったんだから。そんな最悪な日を一人で過ごしたんだからね! この程度の罰は受けて当然です!」
あっ、私もこれ後日受けさせられるやつや。
「だから私も身体的不調を理由に後日にしてもらいました」
「あれっ!? じゃあ私罰を受けなくてもいいんじゃない!?」
「いや、休んだことに変わりはないですし、私が一日中気分が優れない演技をしなければならなくなった原因でもありますので、ちゃんと罰は受けてもらいます。大丈夫、まだまだ時間はたっぷりありますし、徐々に気持ちよくなるから」
黒い! 笑顔が黒すぎて直視できないよ!
「何が気持ちよくなるのかな!?」
私はみぁーこちゃんから逃れるように地面を這うが足首を掴まれてしまい、少しずつベッドへと引きずられて行く。
「大丈夫、大丈夫。私も最初は怖かったけれど、やっていくうちにどこをどうしたら気持ちよくなってもらえるか分かってきたから」
目がイってる! 完全に危ない人になってるよみぁーこちゃん!
「あぁぁー! 誰か助けてー!!」
私は本日二度目の心の叫びを上げながら、ベッドという地獄へと連行されていく。私、ご近所迷惑だな。
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