優しき冷気、再び

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「女王様、親衛隊ユウミ参りました。」 女王の間に、呼ばれたユウミが参上した。 「うむ。、、、少し頼みがあってな。」 「は、はい!女王様の頼みなら、、、!!なんでも!」 な、なんだろう? マッサージしてくれ、とかだったら鼻血出ちゃう。 だ、駄目よユウミ!落ち着いて。 「??、、、いやな、エルフの森の無事を確認したくてな。二人、エルフがいたな?」 「あ、はい。マウさんと、もう一人が森を守ってるはずです。」 なんだ、、、。 「うむ。誰でもよい、万が一のために何人か連れて、森を見てきてもらいたい。幸い強力な十二柱神が何人もおるしな。」 「わかりました!あの、妖精王とかがいたらどうしますか?」 「すぐに逃げろ、としか言えぬ。だが大丈夫だ、奴は別次元にいるはずだ。」 「別次元、、、?」 そんなすごいところにいるのか、妖精王は、、、。 「では、頼むぞ。」 わかりました、とユウキは間を出る。 「うーん、誰を連れていこうかな。メイコさんは寝てるし、セイクリッド様はいないし、、、。そうだ、森の花が見たいだろうからイズミさんを連れていこう。」 そうすると、魔力を持ってる人も必要よね。 やっぱりアイシスさんしか、いない。 「アイシスさーーん!部屋にいますよね?お出かけしますよー。」 ノックするが、返事はない。 「やっぱり寝てるみたいですね、、、。あの人は城にいると寝るかひきこもるか、ですから。困った人です。」 何故か合鍵を持ってるユウミは強引に入る。 「やっぱり寝てます。、、、。」 寝顔は可愛いんですけど、起きたらツンツンしてて、馬鹿ユウミとか言ってくるから困るんですよね。 もちょっと、女の子らしくすればいいのに。 「うぅ、、、ん。ユウミ、、、。」 「はっ。寝言、、、。私?」 夢でも私をこき使ってる? 「ユウミ、、、。好き。好きぃー、ぎゅーー!!」 「、、、!???!えっ???」 な、なんでしょう今の。 え? 私が、好き?!ま、まさかぁ。 からかってるだけですよ、きっと。 あはは。
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