7day

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「ここは安全じゃない 続きは別でだ」 男に連れられリサは喫茶店の中で フラペチーノを頼み男と机越しに座った 擦りむいた手を処置して貰っている中リサは男に問いかけた 「てゆーか何のためにゲームに参加してる訳? 参加する前に叶えたい事を願ったんでしょ?」 「7日の間に七人殺せばゲームクリア...だったか」 「そうでしょ 早くクリアして願いを叶えればいいのに...」 「殺すさ願いを叶えるためなら」 「え?...なら」 「...記憶がない 自分が誰なのかも何を願ったのかさえも... 何を叶えたかったのかも分からない」 「.! ...記憶喪失?」 「こんなゲームに参加している意味もわからない俺は なら7日の間救える命を限りなく救えばいい ...そう思ったのさ」 「...バカみたい 7日の間なにもしなければ また次のゲームに繰り返し参加する事になるんだよ?」 「...そうする事しか出来ない、だろ 俺にはそれしか...」 「かまってられない... 私は願いのためにゲームをクリアするって決めたんだ 悪いけどお前の命頂くよ!」 リサはそう言って大男に指を刺した 外に出ようとしていた二人はお互いに睨み合った すると突然ペンダントが光だした 「な」 「私はまだ何も...他の参加者が近くに...」 外に出た所、目の前にペンダントをつけてる人が歩いていた その男は黒髪で同じ高校生だった。 学ランをしており、生徒会長の帯を肩に巻いている 「敵か?」 「いや違う...ありえない」 リサが学ランの男を見ると 男のペンダントはクモではなくドクロのペンダントに変わっていた 「ドクロのペンダントはゲームをクリアした証 まだ二日なのにもうゲームをクリアしたなんて...」 近づく男にリサは向かって行った 男は気づいたようにリサにニコリと挨拶をかわす 「やぁ、君達参加者?」 「ゲームをクリアした人はポイントにならない... 戦う意味も無い 嫉妬とかで参加者に消される前に逃げた方が良い」 「へぇ、なんで?」 「なんでって... 忠告してあげたんでしょ?」 「いいよ別に」 生徒会長の男はペロリと舌を出した 「危ない!」 大男がそう叫ぶと 生徒会長は ペンダントを握り 光とともり武器へと変形させた 生徒会長の武器はチェーンソーだった にこやかに笑って両手にそれを持ちリサにそれを向けた 「だって狩りをするためにゲームに参加したんだもん」
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