第二章

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あぁ…頭がぼーっとする… 私、何してたんだっけ… そうだ、携帯を教室に忘れて、それで… ―――――――――――― ―――――― ――― 「りっ!理恵ちゃん!!!」 理恵を待たせていた事を思い出した涼花は飛び起きた。 気を失った者を飛び起きさせる理恵の怒りとは、どんなものなのか気になるところだ。 (あー理恵ちゃん絶対怒ってる…早く行かなきゃ…) 涼花が身体を起こそうとした時 「あ、やっと起きましたね」 と、背後から声が聞こえた。
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