第三章

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『柳さん、明日から図書委員の仕事をしてくれませんか』 『え?私ですか』 『えぇ、あなたです。 もう一人女子生徒がしているのですが、一人でさせると、寝たりさぼったりで… 見張り役、お願いできませんか』 『あの、えっと…は、はい…』 あ、懐かしい夢見てる、私… 先生がこうやって声かけてくれて、 私は理恵ちゃんと出会ったんだよね。 理恵ちゃん最初からハイテンションで 私驚いたなぁ…ふふふ。 …ん?何か私、忘れてるような…… …あっ!そうだ!忘れてた!! 「理恵ちゃん!!!」 涼花は再び、理恵の名を叫びながら目を覚ました。
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