第三章
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「あはは、また、りえちゃん?」 「え!?あ、えぇ!?」 「ブッ。あー面白い」 今度は背後からではなく、涼花のすぐそばから声がし、声の主を見た。 「あ、あ、あの、ここは…」 「ここ? さっきもそう、尋ねていましたね」 「私、その…何が何だか…」 涼花がオロオロしていると 「ここは、僕の部屋。全体で言えば、 僕たちみんなが住んでるところ。 そしてこの地は 京ですよ」
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