第一章

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「今、大切な話をしていたんですが… 聞いてたかな?」 いつの間にか自分たちの席の前まで来ていた担任教師を、恐る恐る見上げる涼花と理恵。 「あ…せ、先生…ごめんなさ「先生怖い!ごめんてば、黙るから怖い顔やめてよ」 謝ろうとした涼花の声を遮って、理恵はあっけらかんとした態度だった。 (先生の事、鬼みたいとか言っておいて、全然怖がってないじゃない…)
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