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「はぁ…理恵ちゃんってば、先生にあんな事言ってさぁ」
「あはは、ごめんごめん」
昼休み、二人で教室のベランダに座り込み、今朝の話をしていた。
「しっかし、涼花はあの先生のどこがいいんだか」
「あーのーねぇ!何度も言うけど、好きじゃないからね!」
「はぁ、女子高生という輝かしい時間を
先生に捧げちゃってるわけね」
大げさな溜息とともに「もったいなーい」と理恵は言った。
そんな理恵を見て「違うって言ってるのに…」と頬を膨らませる。
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