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「ひいいっ…止めろよ!別に御前達に迷惑なんかかけてないだろ!!?」
無様に地面を這いずって逃げる男
それに銃を向けてゆっくりと歩み寄る
そして壁にまで追い込まれたことに気付き更に恐怖に顔を歪めた男
「表社会が成り立つためにはその下にある裏社会を整備しなければいけない。」
「な、何の話だ…!」
「来世では大人しくしてくださいね。」
バン!!
乾いた音が響き渡り、男は絶命した
「…これが僕たちなりの正義です。」
手元に目をやると
銃は鈍く輝き
銀色の指輪は眩しく光っていた
ほら、裏と表はいつだって一緒にある
僕は微笑んだ
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