日常会話 番外編

一億円当たったってよ

○「やべぇ、俺一億円手に入れちゃった」
□「まじかよどうやって」
○「おばあさんに席譲った時に」
□「ほうほう」
○「間違えてコイン大量ゲットチャンスのイベントに参加しちゃって、当たったんだ」
□「ゲームの話かよ」

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○「ここに一億円があります」
□「何故」
○「どうやって消費しよう…」
□「んー…」
○「とりあえずラーメン食いに行こうぜ、奢ってやんよ」
□「そんな使い道でいいのか」
○「じゃあその後古本屋にゲーム買いに行く」
□「驚くべき庶民脳」
○「で、業務用のスーパーでお菓子買って」
□「悪化していく庶民魂」
○「で、この辺の土地買ってドラえもんの空き地を再現したい」
□「気持ちは分かる」
○「後はテキトーにその辺にばらまいときゃいいか」
□「ここに来てまさかの成金思想」
○「半分ばら撒いて、半分貯金」
□「今後を考えているのか考えていないのか」

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○「お前一億円当たったって本当か」
□「すげーだろ」
○「今どれくらい使った？」
□「一億円 」
○「嘘だろ??何に」
□「現在ありとあらゆる店に置いてあるタルタルソースを買い占めた上に、工場という工場を全て買い占めてやったぜ」
○「俺たち庶民がタルタルソースを食べれる日はもう来ないのか…」
□「ほら、やるよ。タルタルソース」
○「お前…！」
□「僕たち友達……だろ？」
○「お前、でも…！」
□「僕の事は気にしなくていいから…」
○「いや、俺タルタルソース苦手なんだわ」
□「よろしい、戦争だ」