2章

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「さあ、行くか。取り敢えず玄関に」 そう言いながら歩き出す紅亜とそれに着いていく俺、沙綾。すると突然恭弥が声を荒らげた。 「おい、ちょっと待てよ。お前も武器持っていくのかよ」 その視線の先には俺が持つ木の棒。 「えー、当たり前でしょう。何言ってるんですか?人をモグモグし出す化け物がいるのに武器を持ってかないわけ無いじゃないですかー。アホなんですか?イヤもうアホですね。はい決定」 「人を殺す覚悟とか言うのはどうした?」 恭弥が若干キレ気味に…イヤもうキレてるなこれ。前から思ってたけどこいつキレやすいなー。 「覚悟?何それ、怖っ」 「ウガァァアアアア」 わー、きょうやがついにきれたー。(棒) 「死ねぇええええええ」
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