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「いいじゃないか。見せてやれよ」
観客の一人でもいた方が燃える。
「おまえのこと雌猫だと思って追い回すようになるかもしれないぞ?」
「やめてよ……」
恥辱に震える顔が見たくて
わざと四つん這いにしてから
着ている物を剥いでやる。
「ほら見ろ。これから何が起こるか――興味津々だ」
「いやだっ……!」
後ろからオレンジ色の髪を引くと
ちょうど猫と同じ目線の高さで顔を上げる。
「いやだって割には……」
シウォンの身体は身悶えて
抱く前から甘く熟れた熱を発していた。
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